平々毎々(アーカイブ)

はてなダイアリーのアーカイブです。

SIerの設計ノウハウを俯瞰する本2冊

2冊は観点が違うんだけど両方の観点を持っておきたい。
(あとで書かない)

ウルシステムズに3年いて独立した人の本。id:shoyoshihara。『新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2009』でも取り上げられていたようで。対象領域はアプリケーション、データベース、(アプリケーション)アーキテクチャ

  • 導入編
    • 第1章 はじめて設計をやり抜くために
      • 設計者への道
      • エンジニアとしてのやりがい
      • エンジニアのキャリア
  • 設計編
    • 第2章 設計の目的
      • 何を設計するのか
      • 開発プロジェクトの進め方
      • 開発プロセスの選択と進行
      • 設計の目的とは
      • 良くない設計
      • 設計のアプローチ
    • 第3章 外部設計の手法
      • 外部設計とは
      • 必要な業務知識
      • ユースケース分析
      • 概念モデリング
      • 画面設計
      • 外部システムI/F設計
      • バッチ設計
      • 帳票設計
      • データベース論理設計
      • 非機能要件定義とシステム設計
      • システムインフラ設計と配置設計
    • 第4章 内部設計の手法
      • 内部設計とは
      • 画面プログラム設計
      • ビジネスロジックプログラム設計
      • データベースプログラム設計
      • データベース物理設計
      • テストのための設計
      • 開発環境の構築
      • 開発標準の策定
  • アーキテクチャ

WEBアプリケーション・サーバー 設計・構築ノウハウ

WEBアプリケーション・サーバー 設計・構築ノウハウ

NTTデータの本。上の本とは異なりインフラ話も豊富。しかしなぜCosminexusなんだろうか。

  • Part1 設計ノウハウ編
    • 第1章 Webシステム
      • 1-1 Webシステムの設計課題
      • 1-2 設計の流れ
      • 1-3 方式設計
      • 1-4 詳細設計
    • 第2章 システム設計
      • 2-1 システム設計の目的と進め方
      • 2-2 プラットフォーム
      • 2-3 ミドルウエア
      • 2-4 アプリケーション
    • 第3章 性能設計
      • 3-1 性能設計の目的と進め方
      • 3-2 業務および性能目標の明確化と,性能モデルの選定
      • 3-3 システム・サイジング
      • 3-3 流量制御設計
    • 第4章 信頼性設計
      • 4-1 信頼性設計の目的と進め方
      • 4-2 可用性設計
      • 4-3 障害検知と一次処置
    • 第5章 セキュリティ設計
      • 5-1 セキュリティ設計の目的と進め方
      • 5-2 ネットワーク・セキュリティ
      • 5-3 認証方式とアプリケーション
      • 5-4 システム監査とIT 内部統制
    • 第6章 運用設計
      • 6-1 運用設計の目的と進め方
      • 6-2 サービスレベル設定
      • 6-3 監視運用
      • 6-4 予兆監視
      • 6-5 障害運用
      • 6-6 運用の自動化
      • 6-7 システム構成の見直し
  • Part2 構築ノウハウ編
    • 第7章 システム構築
      • 7-1 CosminexusTomcatの対比
      • 7-2 業務アプリケーションの開発手順
      • 7-3 システム構築手順
      • 7-4 インストール
      • 7-5 環境変数の設定
      • 7-6 運用管理サーバーの設定
      • 7-7 Eclipseプラグインの設定
      • 7-8 Webシステムの構成定義
      • 7-9 Webシステムの構築
      • 7-10 Webシステムの開始
      • 7-11 業務アプリケーションのインポート・開始
      • 7-12 業務アプリケーションの入れ替え
      • 7-13 業務アプリケーションの停止・削除
      • 7-14 Webシステムの停止とアンインストール
    • 第8章 トラブル・シューティング
      • 8-1 トラブル・シューティングの流れ
      • 8-2 エラー別対応Tips
        • 1) JSPファイルが1メソッド64KBの制限を超えてエラーになる
        • 2) 負荷分散構成で障害APサーバーへの経路を閉塞できずエラーになる
        • 3) リダイレクト先が見つからず「サーバーが見つかりません」となった
        • 4) Webブラウザでコンテンツがキャッシュされない
        • 5) Keep-Aliveが原因でWebサーバーが無応答状態になった
        • 6) WebアプリケーションをほかのAPサーバーに移行するとエラーになる
        • 7) APサーバーをバージョンアップすると文字化けした
        • 8) UTF-7サニタイジングが効かない
        • 9) プロセッサを4wayから8wayに増設したらレスポンスが遅延した
        • 10) 同時実行数を増やすとレスポンスの遅延が拡大した
        • 11) 性能テストでは問題なかったのに本番環境で処理遅延が発生した