平々毎々(アーカイブ)

はてなダイアリーのアーカイブです。

.NETがこの先生きのこるには

Windows系からLinux系にスキルチェンジする方法、って本を書いたら売れないかな - ikeike443のブログ で挙げられてた元記事。
XBoxのことはあまりよくわからないが、他は頷ける感じ。

1の拒否反応は日本でも強いと感じる。なんというか、えんがちょ感(近寄りたくない、知りたくもない感じ)?

4はいい加減やばいでしょう。Windows Azure · GitHubとかMicrosoft Open Technologies, Inc. · GitHubとかはいい傾向だと思う。

原文:The dying platform: .Net

瀕死のプラットフォーム: .NET

ここ数年C#のコードを書いてきた。C#と.NETはソフトウェアを書くすごいツールだと思っている。C#はまさに私が必要なものだ。とても高レベルな抽象を扱いつつ、低レベルなこともできる。しかし世の中は(不幸にも)私が思うようにはならず、.NETにあった勢いが確実に衰えてきていると感じる。そうなった理由はいくつか思い当たる(全部がプログラミングに直接関係しているわけではない)。

  1. MSおよびMSのやることに対する根っからの拒否反応(たとえ良いものだったとしても)。技術的な観点から客観的であるべき人たちからもこのような態度が見られることがあって、かなりがっかりする。ライセンスが必ずしも問題点になるわけではないのに。
  2. Windows 8とWinRTにおける.NETサポートの混乱。.NET開発者であっても混乱はある。MSの狙いは「クール・キッズ(?)」を呼び込むことだったのだけど、そのせいでMSの支援者たちを遠ざけてしまった感じ。
  3. すべてのWindows Phone、とりわけWP7の失敗(WP8へのアップデートパスがない)。これは商業的な観点と、開発者サポートによる失敗で、一年以内にものになるかどうかもわからないし、サポートされるかもわからないプラットフォームに多くの時間を費やす人なんているわけない。
  4. 不完全なオープンソース。これはどういう意味で言っているかと言うと、ソースコードは読んでいいけどpull requestはお断り、というやつ。その上、至る所で自社開発至上主義《not invented here》を続けている(Monrailに対するMVCや、NUnitに対するMSTest、NHibernateに対するEFなどなど、ほかにも多数)。
  5. タブレット。そして、MSはタブレット市場で著しいシェアを獲得していないので、多くの人にとってデジタル体験はアップルやアンドロイドによってもたらされるようになっていると言う事実。
  6. 個人的には、XNAの死。優れたSDKだったのに、突然捨てられた。何故だ?腹落ちする理由を教えてくれた人は誰もいない(あなたはできる?)。
  7. 次世代XBoxに関するネット上の噂は、XBoxの寿命を縮めるだけ。

この状況を救えるのは(たぶん)

  1. 不思議に思うかもしれないが、Xamarin。Monoベースのモバイルツール群は素晴らしい。Unityも助けになるけど、Unityがこの先どうしたいのかはわからない。
  2. 外の人?