わんくま同盟勉強会でRESTの話をしてきました

前回の日記にも書きましたが。

RESTful Webサービス

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前半はRESTful Webサービス と Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus) のダイジェスト（というか劣化版）なので、詳しく知りたい人は本を読むといいと思います。

それから、今日は話をしませんでしたが、RESTful Webサービスにおけるトランザクションの実現など、実際的な話に興味がある人は、補足として載せたhttp://developer.cybozu.co.jp/kazuho/2010/04/rest-re-web-a6d.htmlと、そのコメント欄の議論が参考になると思います。

後半は .NET でのRESTフレームワークの紹介です。

• WCF REST
  • .NET Framework 3.5以降で使えます。
  • REST and WCF Services, an Introductionで概要がつかめます。
  • VS2010用のテンプレートがあります。
• WCF REST Starter Kit
  • 上記 WCF RESTを便利に使うライブラリとテンプレート。
  • HttpClientだけでも結構うれしい。
  • Preview 2で止まってる。テンプレートはVS2010に対応してません。
• RestCake
  • WCFのように属性ベースでサービスを作れますが、WCFではないのです。
  • 複雑すぎるWCFの罠に泣いた人はぜひ。
  • .NET Framework 4以降でしか使えませんが。
• ASP.NET MVC
  • MS謹製オープンソース。
  • Webサービス用ではないけれど、Webサービスで使ってもいいじゃない。ViewとしてXMLやJSONやいろいろ返せばいいじゃない。
• OpenRasta
  • .NET Framework 2.0以降で使えます。
  • RESTful WebアプリケーションにもRESTful Webサービスにも使える。
  • コミュニティがしっかりしています。

現状のWCFでRESTful Webサービスを実装するのにはいろいろハマリポイントがあるのですが、今後のWCFはよりシンプルに、よりRESTとの親和性が高いものになっていくという話もあります。

• 将来のWCFは、RESTful

今後に期待してます。

（余談）せっかく資料作ったので、よそでも再利用してしゃべりたいなあ。