セカオワFukaseの暗号をWebカラーで表現してみた
こんな記事(とツイート)を見た。
セカオワFukase、きゃりーが破局? 「暗号」ツイート前にも気になる投稿あった : J-CASTニュース
これを見てまず思ったのは、「これ全部のアルファベットを符号化はできないよな」だ。たとえば直感的には、“x”を色で表現するのは難しそうだ。聞いたこともないような色を使えばもしかしたら可能なのかもしれないけども。
次に思ったのは「色の名前ってどこかに定義されていないのかな……あ、CSSの色(Webカラー)があるじゃん」だ。
そこでWikipediaを見てみた。
すると、HTML4/CSS1に分かりやすい色が16色定義されていることが分かった。
名前 | 色 | 補足 |
---|---|---|
White | ||
Silver | ||
Gray | ||
Black | ||
Red | ||
Maroon | マルーン/栗色 | |
Yellow | ||
Olive | オリーブ色 | |
Lime | ライムグリーン | |
Green | ||
Aqua | 水色 | |
Teal | ティールグリーン/鴨の羽色(かものはいろ) | |
Blue | ||
Navy | ネイビーブルー | |
Fuchsia | フクシアの花の色/Webカラーとしてはマゼンタと同じ色 | |
Purple |
これ、使えるな……
そこでできたのが、英文をWebカラーで暗号化するJavaScriptだ。
FUTARI NO OWARI - jsdo.it - Share JavaScript, HTML5 and CSS
右の「Text」のところに英文を入力して「Convert」を押すとFukase式暗号に変換される。
さすがに'White'を使うのはためらわれた(そういうフォントがないと苦しい)のでWhiteは抜いたが、残りの15色*1でアルファベット26文字のうち“j”、“x”、“z”を除く23文字をカバーすることができた。
なお、色を16色からX11の78色に広げたとしても、追加できるのは“j”だけで、“x”と“z”はやはりカバーできなかった。
ちなみに“j”が出てくる色名称は「NavajoWhite(ナバホ族の白、#FFDEAD)」でした。ここの背景のような色 だそうで。知らんわ!
*1:正確には、'Black', 'Red', 'Yellow', 'Lime', 'Green', 'Aqua', 'Teal', 'Navy', 'Fuchsia', 'Purple'の10色