平々毎々(アーカイブ)

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短針と長針

例題1.時計の長針と短針は、12時にちょうどピッタリと重なります。次にピッタリと重なるのは何時でしょう。

Life is beautiful: できるかぎりエレガントな解法を見つけて「うっかりミス」を減らす

「短針が1周する間に長針が追いつくのは11回」という定理?を使えば簡単なんだけど、「本当に11回なのか?」という疑問もあるだろうから、この定理をまず証明してしまう。

  • 長針は短針の12倍速 (これはいいよね?)
  • 短針と長針が最初に重なったとき、短針の角度をxとすると長針の角度は12x
  • つまり、11x=1周
  • つまり、x=1/11周
    • ここまでで、xの単位を明示していないところがポイント。この式は、1周が360度でも、2πでも、60分でも成り立つ。
      • (追記)っていうか短針が1周の間に長針が12周なんだから、11回追いついてるに決まってるんだが