Lispへ向けて進化
C#がLispの機能を取り入れるのは、たぶんわりと早くから考えられてたことだと思う。
Perl5, Python, Ruby, JavaScriptを横目に見ながら。(ポール・グレアムのエッセイが与えた影響は知らない)
ただ、C#は(Java2インスパイアド)静的型。
それとは別にクエリ統合を研究。プロトタイプはXen(X#)。これは公開はされなかった。
それらの研究成果を取り入れたC#のあり方を模索して、その中で生まれたのがCω。
以上すべての成果を受けて、C#2.0および3.0があるわけで。
C#以外のCLI用処理系で興味深いのはIronPython、Boo、Nemerleかな。
- IronPython
- http://www.gotdotnet.com/workspaces/workspace.aspx?id=ad7acff7-ab1e-4bcb-99c0-57ac5a3a9742
- 作者Jim Huguninは現在MSで働いてる
- Boo
- http://boo.codehaus.org/
- Pythonに似た静的型言語
- codehausが公開してる
- Nemerle
- http://www.nemerle.org/
- 関数型言語、オブジェクト指向、そして命令型言語のハイブリッド
- わりとC#に近い